「衣類乾燥機を買いたいけれど、排水はどうすればいいの?」「置き場所はあるけれど、水捨てが面倒くさそう…」
念願の衣類乾燥機。ふかふかのタオルや、干す手間からの解放は魅力的ですが、導入前に立ちはだかる最大の壁が「排水問題」です。
特にマンションやアパートの洗面所など、限られたスペースに設置する場合、ホースの処理を間違えると、見た目が悪くなるだけでなく、水漏れ事故にも繋がりかねません。
結論から言います。日立の衣類乾燥機(DE-N60HVなど)を設置するなら、「排水継手(PF-2300-069)」を使って、洗濯機の排水口へ合流させるのが正解です。
私はこの方法を採用してから、一度も「水捨て」をしたことがありません。乾燥機を回して、終わったら服を取り出すだけ。まさに「全自動」の快適生活を手に入れました。
この記事では、日立の衣類乾燥機ユーザーである私が、「なぜバケツ排水ではなく合流がおすすめなのか」、そして「神パーツ『PF-2300-069』を使った具体的な設置手順」を、失敗談や注意点を交えて徹底解説します。
これから乾燥機を設置する方、排水ホースの処理に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
衣類乾燥機の「排水」はなぜ必要なのか?
そもそも、なぜ乾燥機から水が出るのでしょうか?
「ドラム式洗濯乾燥機」を使っているとあまり意識しませんが、乾燥機能単体の「電気衣類乾燥機」には、大きく分けて2つの種類があります。
- 排気形(排気ダクトから湿気を出す)
- 除湿形(水冷除湿などで水に戻して捨てる)
日立の「DE-N60HV」をはじめとする多くの家庭用電気衣類乾燥機は、衣類から出た湿気を冷やして水に戻し、それをホースから排出する仕組みになっています。エアコンの室外機から水が出るのと同じ原理ですね。
一回でどれくらいの水が出る?
洗濯物の量や脱水具合にもよりますが、6kgの衣類を乾燥させると、ペットボトル数本分(約2〜3リットル前後)の水が出ることがあります。
この大量の水を、「どこに」「どうやって」捨てるか。これを決めておかないと、購入後に「こんなはずじゃなかった!」と後悔することになります。
排水方法は大きく分けて3パターン
設置環境によって選べる方法は異なりますが、主な排水方法は以下の3つです。それぞれのメリット・デメリットを整理しましょう。
パターン①:バケツ・ポリタンクに溜める
排水口がない部屋(リビング、寝室、ベランダの手前など)に置く場合の唯一の方法です。
- メリット:場所を選ばずに設置できる。工事不要。
- デメリット:毎回水を捨てるのがとにかく面倒。捨て忘れると水が溢れて床が水浸しになるリスクがある。夏場は溜まった水が臭くなりやすい。
パターン②:洗面台やお風呂場に垂れ流す
乾燥機のホースを長く伸ばして、直接シンクや浴室に流す方法です。
- メリット:水捨ての手間がない。
- デメリット:ホースが床を這うので邪魔。見た目が悪い。洗面台を使っている時にホースが邪魔になる。カビの原因になりやすい。
パターン③:洗濯機の排水口に合流させる【★推奨】
洗濯機の排水ホースと、乾燥機の排水ホースを1つにまとめて、床の排水口(防水パン)に流す方法です。
- メリット:完全メンテナンスフリー。見た目がスッキリ。水漏れや臭いのリスクが低い。
- デメリット:設置時に専用の部材(継手)が必要。設置作業が少しだけ手間。
【結論】一番おすすめは「洗濯機の排水口への合流」
これから設置するなら、迷わず「パターン③:合流」を選んでください。
理由はシンプルです。「家事の手間を減らすために乾燥機を買うのに、水捨てという家事を増やしては本末転倒だから」です。
バケツ排水は、最初は「これくらい平気」と思っていても、毎日のことになるとボディブローのように効いてきます。疲れて帰ってきて、乾燥機を回そうとしたらバケツが満杯…なんて絶望しかありません。
「洗濯機の排水口への合流」であれば、一度設置してしまえば、その後は何もしなくてOKです。この「設置のハードル」を一瞬だけ越えれば、その先には快適な未来が待っています。
そして、そのハードルを劇的に下げてくれるのが、次に紹介する部品です。
神パーツ発見!日立純正「L型排水継手 PF-2300-069」とは
私が使用しているのが、日立純正の部品、「L型排水継手(型番:PF-2300-069)」です。
どんな部品?
これは、洗濯機の排水ホースと、乾燥機の排水ホースを接続するための「L字型のジョイントパーツ」です。
通常、洗濯機の排水ホースは床の防水パンに向かって伸びていますが、その途中にこのパーツを割り込ませることで、乾燥機からの排水ホースを横から「合流」させることができます。
なぜこのパーツが良いのか?
ホームセンターで売っている汎用の「Y字継手」などでも代用は可能ですが、私はあえてこの純正パーツ(PF-2300-069)を強くおすすめします。
- 日立製乾燥機のホース径にピッタリ乾燥機の排水ホースはメーカーによって微妙に太さが違います。純正部品なら、水漏れの原因となる「サイズ不適合」や「緩み」の心配がありません。
- コンパクトで場所を取らないL型なので、狭い防水パンの隅や、洗濯機の下の隙間にもスッと収まります。
- 価格が安い数百円で購入できるため、コストパフォーマンスが抜群です。
ネット通販で「PF-2300-069」と検索すればすぐに見つかります。乾燥機本体を買う時に、合わせてポチっておくのが賢い選択です。
【実例解説】我が家の設置手順とホースの取り回し
それでは、実際に私がどのように設置しているか、写真付きで解説します。(※ここでご自身の設置写真を使用してください)
STEP1:位置関係の確認
まずは、洗濯機と乾燥機(スタンド)、そして床の排水口の位置を確認します。我が家の場合、日立の衣類乾燥機「DE-N60HV」を専用スタンドに設置し、その下に縦型洗濯機があります。
STEP2:乾燥機からのホースを下ろす
乾燥機本体から出ている排水ホースを、スタンドの脚に沿わせて下へ下ろします。この時、ホースがブラブラしないように、結束バンドやビニールテープでスタンドの支柱に数カ所固定すると、見た目が非常にスッキリします。
STEP3:PF-2300-069の取り付け
ここが重要ポイントです。洗濯機の排水ホースの先端(または途中)に、PF-2300-069を接続します。
洗濯機の排水口(防水パンのエルボ部分)に、この継手を差し込むイメージです。もし洗濯機のホースが長い場合は、ハサミやカッターで適切な長さにカットします。
STEP4:乾燥機ホースの接続
継手の横から出ている接続口に、先ほど下ろしてきた乾燥機のホースを差し込みます。抜け防止のために、付属のクリップや、なければ結束バンドできつく縛って固定します。
これで、「洗濯機」と「乾燥機」の2つの排水ルートが1つにまとまりました!
設置時に絶対気をつけるべき「3つの注意点」
非常に便利な「合流設置」ですが、施工ミスをすると水漏れやエラーの原因になります。以下の3点だけは必ず守ってください。
注意点①:ホースの「勾配」を確保する
水は高いところから低いところへ流れます。当たり前のことですが、ホースの取り回しにおいてこれが一番重要です。
乾燥機から床へ向かうホースが、途中で波打っていたり、一度上がってから下がったりしていると、そこに水が溜まります 水が溜まると排水エラーで乾燥機が止まったり、ホース内でカビが発生して悪臭の原因になります。
「常に下り坂」になるように、ホースの長さを調整(カット)してください。
注意点②:ホースの「折れ・潰れ」を防ぐ
スタンドの脚と壁の間にホースを挟み込んでしまい、ペちゃんこに潰れてしまうケースがあります。これだと水が流れません。特に乾燥機本体の裏側や、洗濯機の振動で動く部分は要注意です。設置後に一度、手でホースを触って通水確認をしましょう。
注意点③:洗濯機の脱水時の振動
洗濯機は脱水時に激しく揺れます。もし排水継手(PF-2300-069)の固定が甘いと、振動で外れて床が水浸しになる恐れがあります。
接続部分はビニールテープで補強するか、ホースバンド(金属製の締め具)を使ってガッチリ固定することをおすすめします。
日立 DE-N60HV が排水設置に強い理由
今回、私が記事を書くにあたって改めて感じたのが、日立の乾燥機(DE-N60HV)の「設置性の良さ」です。
他メーカーの乾燥機だと、排水ホースが出る場所が決まっていて(例えば左後ろだけなど)、家の間取りによってはホースがぐるっと本体を一周して不格好になることがあります。
しかし、日立のDE-N60HVは、排水ホースの出し口を「左」「右」「後方」など、設置環境に合わせて変更できる構造になっています(※一部モデルや設置状況による)。
この柔軟性があるからこそ、最短距離でホースを下ろし、PF-2300-069を使ってスマートに合流させることができるのです。
「乾燥機能」や「ふんわり感」で比較されがちですが、実際に長く使う上では、こうした「設置の自由度」や「排水のしやすさ」という地味なスペックが、満足度に大きく直結します。
まとめ:最初の設置さえ頑張れば、あとは天国!
今回は、日立の衣類乾燥機「DE-N60HV」の排水方法について、「PF-2300-069」を使った合流設置を中心にご紹介しました。
記事のポイントをまとめます。
- 乾燥機の排水は「バケツ」ではなく「合流」が正解。
- 日立純正の「L型排水継手 PF-2300-069」を使えば、数百円でプロ並みの仕上がりになる。
- 設置時は「勾配(下り坂)」と「ホースの固定」を徹底する。
正直なところ、自分でホースを切ったり繋いだりするのは、少しハードルが高く感じるかもしれません。業者に頼めば楽ですが、費用もかかります。
しかし、この作業は「一度やってしまえば終わり」です。最初の1時間、汗をかいて設置を頑張れば、その先には「干さない」「水を捨てない」「ボタン一つで洗濯が終わる」という、夢のような生活が待っています。
雨の日も、花粉の季節も、夜遅くの洗濯も、もう怖くありません。
もしあなたが今、日立の乾燥機を検討中、あるいは設置場所に悩んでいるなら、ぜひこの「排水合流」にチャレンジしてみてください。スッキリ片付いた洗面所で、ふかふかのタオルを使う幸せを、ぜひ味わってほしいと思います!


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