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食洗機の置き場所がない?アイデア6選と奥行24cmに置けた実測

奥行き24cmでも食洗機は置ける!!

「食洗機を置きたいけど、うちのキッチンには置く場所がない」

僕もそう思っていました。カタログを見ると本体の奥行は34.4cm。うちの台は24cmしかありません。10cm以上足りないわけです。

でも結論から言うと、奥行24cmの台に、問題なく置けています。

理由は単純で、本体の奥行と、台に必要な奥行は別モノだからです。ここを知らずに諦めている人が、けっこう多いんじゃないでしょうか。

この記事では、実際に測った数字と、置き場所の工夫を6パターンまとめました。

この記事でわかること
  • 本体の奥行が34cmでも、台の奥行は24cmで足りる理由
  • 食洗機の置き場所アイデア6選(実践済みのもの/調べたもの)
  • うちの設置スペースの実測値(写真つき)
  • 置いてから気づいた、カタログに載っていない注意点
タップできる目次

本体の奥行34cmは、台の奥行ではありません

まず、いちばん大事な話から。

僕が使っているのはパナソニックのNP-TZ500です。カタログ上のサイズはこうなっています。

項目サイズ
幅55.0cm
奥行34.4cm
高さ59.8cm
質量約20kg

この「奥行34.4cm」を見て、「うちの台は24cmだから無理だ」と判断してしまいがちです。僕も最初はそう思いました。

でも実際は違いました。

台に接しているのは「脚」だけです

食洗機は箱がベタっと置かれているわけではなく、4本の脚で支えられています。

そしてパナソニック公式の寸法図を確認すると、前後の脚の間隔は23.3cmでした。

つまり台に必要なのは、本体の奥行34.4cmではなく、脚が乗る23.3cmです。残りの11cmほどは、台から手前にはみ出す形になります。

奥行24cmの台に設置した卓上食洗機NP-TZ500。本体が手前にはみ出している様子
台の縁にメジャーを当てたところ。本体が手前にはみ出しているのが分かります

カタログの数字だけ見て諦めるの、もったいないよね

ただし、後ろが壁ならもう少し要ります

ここは注意点です。

背面がすぐ壁になっている場合、26.3cmは見ておく必要があります。本体と壁の間に隙間が必要になるためです。

パナソニックの説明でも「本体と壁面の間に0.5cm以上のあきが必要」とされています。

状況うちで足りた奥行
後ろが開けている23.3cm
後ろが壁26.3cm

ただし、これはメーカーの推奨ではありません。

パナソニックの設置案内では、大容量タイプに必要なスペースは幅約55cm・奥行約35cmと案内されています。

うちは奥行24cmの台に置けていますが、本体が11cmほど手前にはみ出した状態です。本体だけで約20kgあるので、ぐらつく台や不安定な場所では危険です。

メーカーの案内より狭い場所に置く場合は、台の強度と安定性を必ず自分で確かめてください。うちで大丈夫だったからといって、どのご家庭でも大丈夫とは言えません。

うちの実測値を公開します

参考までに、我が家の設置状況です。

項目実測値
設置場所シンク前面の台
台の幅55cm
台の奥行24cm
本体のはみ出し約11cm
シンク前面の台に設置したパナソニックNP-TZ500の全景
シンクの奥にある台に設置しています。分岐水栓から給水ホースが伸びているのも見えます

幅はちょうど55cmで、本体とぴったりです。奥行24cmに対して脚が23.3cmなので、7mmの余裕で収まっている計算になります。

正直かなりギリギリですが、ぐらつきもなく安定しています。

見落としがちなのが「扉を開くスペース」

置けるかどうかを考えるとき、多くの人が本体サイズだけを見ます。でも実際に使うには、扉を開くスペースが要ります。

NP-TZ500は扉を手前に開くタイプで、公式仕様では扉を開いたときの奥行が57.9cmとされています。

うちで測ったところ、前面の扉は25cmほど手前に出てきます。設置場所からシンクまでは57cmあり、実際に使っていて窮屈さは感じていません。

※測る位置によって数字が変わるので、ご自宅では扉を開いた状態で実際にメジャーを当てて確認してください。

卓上食洗機の扉を開いた状態。シンク側にせり出している様子をメジャーで計測
扉を開くとシンクの上にせり出してきます。メジャーで実際の位置を確認

置く場所を測るときは、扉を開いた状態で考えてください。

本体がぴったり収まっても、扉が開かなければ意味がありません。

高さ・左右・重さも確認してください

奥行と扉の話をしてきましたが、測るべき箇所はあと3つあります。

高さ:本体は59.8cmあります

NP-TZ500の高さは59.8cmです。

台の上に吊り戸棚があるご家庭では、ここが問題になります。

本体の高さは59.8cmですが、パナソニックの設置案内では、正面置きの場合高さが65cm以上あればOKと案内されています。本体の高さぴったりではなく、65cmを目安に測ってください。

食洗機は運転中に蒸気が出るため、上に余裕が必要になります。

奥行ばかり気にして、高さで詰むパターンもあるから気をつけて

左右:幅55cmぴったりでは足りません

本体の幅は55cmですが、台がちょうど55cmだと厳しいです。

パナソニックの案内では、本体と壁面の間に0.5cm以上のあきが必要とされています。壁に挟まれた場所に置く場合は、56cm以上を見ておいてください。

うちは台の幅がちょうど55cmですが、左右が壁ではないので問題なく置けています。

重さ:約20kgあります

意外と見落とされるのが重量です。

NP-TZ500の本体質量は約20kgです。運転中はこれに水と食器の重さが加わります。

※1回の標準使用水量は約9.9Lですが、これは運転を通して使う総量で、庫内に常時入っている量ではありません。運転中の正確な重さは公表されていないので、ここでは断定しません。

いずれにせよ本体だけで20kgあります。台やラックに置く場合は、余裕をみた耐荷重のものを選んでください。

食洗機の置き場所アイデア6選

ここからは、スペースに困ったときの置き方をまとめます。

僕が実際に試したものと、調べた範囲での選択肢を分けて書きます。

① シンク前面のカウンターに置く【実践中】

こんな人に:シンクの奥にカウンターや台があるご家庭

うちで実際にやっている方法です。いちばんシンプルで、給水ホースが届きやすく、排水もシンクに流せます。

上で書いたとおり、うちは台の幅55cm・奥行24cmに収まっています。

ただし対面キッチンの場合、リビング側から見ると圧迫感が出ます。これは後半の「対面キッチンに置くときに知っておきたいこと」で、写真つきで正直に書きました。

② 水切りかごをどけてスペースを作る【実践中】

こんな人に:台はあるけれど、水切りかごで埋まっている方

「置く場所がない」と思っていても、水切りかごの場所が空けられることがあります。

うちはまさにこれで、かごを小さいものに買い替えてスペースを作りました。

ただし正直に書くと、かごをゼロにはできません。食洗機に入らない大きな鍋やフライパンは手洗いするので、小さくても結局いります。

「食洗機を置いたら手洗いはゼロになる」わけではない、というのが実感です。

③ 背面が開いている場所を選ぶ【実測にもとづく】

こんな人に:あと数cm足りなくて諦めかけている方

これは記事の前半で書いた数字が、そのままアイデアになります。

置く場所必要な台の奥行
後ろが壁26.3cm
後ろが開けている23.3cm

壁から離すだけで、必要な奥行が3cm減ります。

「奥行25cmしかないから無理だ」と思っていた場所が、置き方を変えるだけで候補になることがあります。

3cmって小さいようで、こういうときは大きいんだよね

④ タンク式にして制約を外す【レンタルで実践】

こんな人に:分岐水栓が付けられない・シンクから離れた場所しか空いていない方

分岐水栓の工事が難しい場合、タンク式という選択肢があります。

上から水を入れるタイプなので、分岐水栓の取り付けが要りません。蛇口が非対応でも使えます。

ただし排水ホースは必要です。僕が借りたNP-TSP1にも、約1mの排水ホースが付いています。「水を入れるだけで排水もいらない」わけではないので、排水をどこに流すかは先に決めておいてください。

僕は実際にNP-TSP1をレンタルして使ったことがあります。毎回の給水は手間ですが、慣れれば数十秒で済みます。

給水を楽にする工夫は、別記事にまとめています。

⑤ 食洗機用ラックでシンク上を使う【未経験・調べた範囲】

こんな人に:台がなく、シンクの上の空間しか空いていない方

ここからの2つは、僕自身は使っていません。体験として書けないので、調べて分かったことだけをお伝えします。

シンクの上に渡して使うラックが売られています。台がないキッチンでも置き場所を作れるようです。

確認したほうがよさそうな点は、次の3つでした。

  • シンクの幅と奥行にラックが合うか
  • 耐荷重(本体だけで約20kg。水と食器のぶん余裕が必要です)
  • 蛇口の高さに干渉しないか

⑥ メタルラックで高さを調整する【未経験・調べた範囲】

こんな人に:置ける床や壁際はあるが、高さが合わない方

高さを自由に組めるメタルラックを使う方法もあるようです。

これも試していないので断定はできませんが、耐荷重の確認は欠かせないと思います。食洗機は本体だけで約20kgあり、そこに水と食器の重さが加わります。

  • 1段あたりの耐荷重(本体約20kgに水と食器が加わります)
  • 設置面が水平か(ぐらつくと危険です)
  • 組み立てに不安がないか

重いものを高い位置に置くので、ここだけは慎重に選んでください。

対面キッチンに置くときに知っておきたいこと

うちは対面キッチンで、リビングから見える側に設置しています。

機能的には問題ありませんが、圧迫感は想定以上でした。

対面キッチンに設置した食洗機。高さがあり圧迫感が出ている様子
本体の高さは59.8cm。カウンターの上に乗るので、それなりの存在感があります

高さ59.8cmの本体がカウンターの上に乗るので、リビング側から見ると壁が一枚増えたような印象になります。

慣れましたが、部屋を広く見せたい方は置く向きや位置を検討したほうがいいかもしれません。

数字では分からない部分だから、置く前にイメージしておきたいね

対面キッチンに置く場合は、リビング側からの見え方も含めて判断してください。

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賃貸で食洗機の置き場所に困ったときは

賃貸の場合、置き場所を決めるのはスペースだけではありません。

「アース付きコンセントがどこにあるか」「分岐水栓が付けられるか」で、置ける場所が絞られてしまうからです。ここが賃貸ならではの難しさだと思います。

アース端子付きコンセントがない場合

古い賃貸だと、アース端子付きのコンセントがないことがあります。うちのキッチンもそうでした。

まず大前提として、アース線は本来つなぐべきものです。

パナソニックの公式案内でも、アース付きコンセントがない場合は電源工事が必要と説明されています。電気設備技術基準にもとづき、電気工事士による接地工事が求められます。

賃貸の場合、まずは管理会社や大家さんに相談してみてください。アース付きコンセントへの交換に応じてもらえるケースがあります。

分岐水栓が取り付けられない場合

蛇口の型番によっては、対応する分岐水栓が見つからないことがあります。うちがまさにそうでした。

その場合の選択肢は2つです。

  • 管理会社に相談して、対応水栓に交換してもらう(退去時に戻すことが条件になることもあります)
  • タンク式の食洗機にする(分岐水栓の取り付けが不要になります)

分岐水栓については費用とリスクを別記事にまとめています。

タンク式は前述のとおり、NP-TSP1のレンタル体験で実際に試しました。

賃貸で設置に不安がある方は、まず管理会社に相談することをおすすめします。

カタログに載っていない、3つの注意点

ここからは、設置してみて分かったことです。

① コンセントの位置と、コードの長さ

NP-TZ500は電源コードが約1.9mあります。

うちは延長コードなしで届きました。ただ、キッチンのコンセント位置によっては足りないこともあります。

あわせて確認しておきたいのが、給水ホースと排水ホースの長さです。

付属品長さ
電源コード約1.9m
給水ホース約1.2m
排水ホース約1m

排水ホースが1mしかないので、シンクから離れた場所に置くと届きません。置き場所を決めるときは、ここも計算に入れてください。

② アース線をどうするか

これは正直にお伝えします。

食洗機は水と電気を同時に扱う家電です。万一漏電したとき、感電を防いでくれるのがアース線です。

前述のとおり、賃貸でアース端子がない場合は管理会社に相談して工事してもらうのが正しい対処です。

「ビリビリガード」はアースの代わりにはなりません

ここは誤解が多いところなので、はっきり書いておきます。

コンセントに挟むタイプのプラグ型漏電遮断器(通称ビリビリガード)という製品があります。「アースの代わりになる」と紹介されることがありますが、これは正確ではありません。

役割
アース線漏れた電気を地面に逃がす
漏電遮断器漏電を検知して電源を切る

やっていることが違います。 アースは電気の逃げ道を作るもので、漏電遮断器は異常を検知して止めるものです。

ただ、何もしないよりは安全性が上がるのも事実です。アース工事がすぐにできない場合の、暫定的な備えとしては意味があります。

※これを買えばアース工事が不要になる、という意味ではありません。

あくまで工事までのつなぎとして考えてください。

「代わりになる」じゃなくて「無いよりマシ」って理解が正しいよ

面倒でも、まずは管理会社への相談から始めてください。工事してもらえるなら、それがいちばん確実です。

③ 熱源から離す

ガスコンロなどの熱源からは、15cm以上離す必要があります。

置ける場所が限られていると、つい火のそばに置きたくなりますが、ここは守ってください。

まとめ

  • 本体の奥行34.4cmに対し、台に必要な奥行は23.3cm(後ろが壁なら26.3cm)
  • 扉を開くスペースを含めて場所を考える
  • 排水ホースは1mしかないので、シンクからの距離に注意
  • アース接続は必ず行う。端子がなければ管理会社に相談を
  • 置いたあとは作業スペースが減る。水切りかごの見直しも必要になる
  • 置き場所の候補は6つ。カウンター/水切りかごをどける/背面を開ける/タンク式/シンク上ラック/メタルラック
  • とくに背面を壁から離すだけで、必要な奥行が3cm減る(26.3cm→23.3cm)

この記事はNP-TZ500の数字で書いていますが、考え方はどの機種でも同じです。メーカーの寸法図を見れば脚の位置が載っているので、お使いになりたい機種で同じように確認してみてください。

「うちのキッチンには置けない」と思っていても、測ってみると意外と入ることがあります。

まずはメジャーを持って、台の奥行と、扉を開くスペースを測ってみてください。カタログの数字だけで諦めるのは、もったいないです。

置ける見込みが立ったら、機種選びはこちらの記事が参考になると思います。

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この記事を書いた人

ガジェットや時短家電が大好きで、趣味は電気屋さん巡り。
購入する際は勢いで購入するのではなく、他製品との比較をして購入する慎重派。なぜ紹介する商品を買っているのかをつくし目線で発信しています!

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